今回は当店モデラーの作例をご紹介いたします。

バンダイより発売されておりますガンプラシリーズ、1/144スケールHGUC NZ-666 クシャトリヤでございます。現在大好評リリース中のOVA、機動戦士ガンダムUCに登場するネオ・ジオン残党（袖付き）保有のMS。パイロットはマリーダ・クルス。クールビューティーな女性ですね。

今回はモデラーの方に写真を提供してもらいました。当方で撮影する際は破損リスクを避ける理由で極力ポーズをつけない方針のため、今回はサーベルも含めバッチリポーズをつけた写真に仕上がっております。モデラーから改修のポイントについてコメントを頂きましたので、あわせてご紹介いたします。

ガンダムUCのクシャトリヤ改修作品です。

改修ポイント

1. 頭部・設定に近く形状変更、メインカメラを市販品にてディティールアップ
2. 胴体・メタルパーツでディテールアップ
3. 腕部・装甲の局面をパテにて変更、各部シャープ化
4. 肩部・胴体との接続部をプラ材にて設定に近く改修・胴体との接続部延長
5. 腰部・下半身のボリュームアップに合わせるようにスカートアーマーをプラ材にて幅増し
6. 脚部・太ももをエポパテで大幅ボリュームアップ・スネ周り全体をプラ材にて幅増し・足の裏バーニア部もメタルパーツ使用
7. バインダー・メタルパーツでバーニア、粒子砲部をディテールアップ、
8. アームの装甲をパテにて形状変更、バインダーは全体的にシャープ化
9. 塗装は設定画を元に各種調合してます。スミ入れはブラウン。（黒よりもブラウンの方がデザイナーの画風に近くなります。）

サイコフレームの採用により、かのクイン・マンサと比肩する火力を維持しつつも２０ｍ級のMSサイズへのダウンサイジングに成功。ゲルググに似た頭部、袖付きのエングレービングなど旧ジオンを思わせる意匠と、そして何より目を引き付ける４機の大型バインダー。１巻発売前に公開されたデモムービーでジェガンを次々と撃破するシーンの衝撃を思い出します。

今後も当店モデラーの作例写真を掲載して参りますので、こちらもお楽しみに！