今週ご紹介いたしますのは、ガレージキットの製作代行の作例になります。

イラストレーター・横山宏氏の連載企画に端を発する、ミリタリーテイスト溢れる世界観とメカが魅力のシリーズでございます。最近ではウェーブやハセガワなどからプラモデルが、また千値練より完成品アクションフィギュアも発売されるなどその人気は過熱する一方です。今回はそんなマシーネンクリーガーの世界から、メカではなく人間のフィギュアキットのご紹介です。

ブリックワークスより発売となっている、マシーネンクリーガーシリーズの人物のガレージキットが今回の作例でございます。鉄の匂いただよう世界に華を添える女性たちのフィギュア。さりとてそこはMa.K。可憐というよりもワイルドな魅力の女性たちが揃っています。

白のレオタード姿のフィギュアが女性パイロット（インナースーツ着用）になります。カラーリングもいろいろ考えられるのがガレージキットの利点ですが、今回は作例見本にもあるオーソドックスなホワイト。手に持ったヘルメットも見本どおり金属感を強調した仕上がりと致しました。

中央の座っているフィギュアが女性パイロット（休憩中）です。こちらには付属のアイテムとして瓶が付いていましたが、こちらもテイストを損ねることのないよう抜かりなく塗装。休憩中ということで、いちいちコップにうつすことなくラッパのみをする姿が目に浮かびます。

最後のフィギュアはロペス貴子。どうやら実在のモデルさんのようで、マシーネンクリーガー・プロファイル１という書籍内でコスプレグラビアを披露したことがきっかけでこちらのキット化に至ったようです。フランス人とのハーフというご本人の来歴をもとに、肌の色味は他のフィギュアと分けて白人系に見えるように仕上げました。

いずれも1/20スケールということでいずれも10cmに満たない小さなフィギュアではありますが、 その造形は非常に緻密。その雰囲気を壊さぬよう、仕上がりました。こうなると横にメカも飾りたくなってくるのがMa.Kワールドというものでしょうね。