今週ご紹介いたしますのは納品となりましたガンプラの製作事例になります！

キットは2012年の3月に発売となりましたHGUC デルタガンダムでございます。機動戦士ガンダムUCのMSVとして発売となった本作。HGUCとしては久々のゴールドメッキ前提のキットでございました。

お客様からのご要望はこのゴールドのメッキはそのまま活かして、メッキされていないボディやフレーム部分の塗装を承りました。メッキはそのままということでマスキング作業も困難なところがございましたが、こちらもこなしての納品となりました。

開発された時期などの取り巻く環境の影響もあり、非変形MS、百式として完成したMSではありますが、これがもしWRへの変形機能も実装し完成していたら…そのifを補完する機体がデルタガンダムです。どうしようかと悩みましたが、キットと同時期に発売されたゲーム「機動戦士ガンダムUC」を出典と致しました。ゲーム内で搭乗することもでき、またプラモデルに同封のプロダクトコードを入力することでクワトロ・バジーナ搭乗のデルタガンダムをシミュレートして戦うことが出来る、というニクい演出もございます。

実際に建造されたかも不明な机上のMSとして登場したデルタガンダムですが、ゲーム内、シミュレータ上とはいえ動くその勇姿を見ることが出来、キットとしてその立体も楽しむことが出来る、ある意味恵まれた機体と言えましょう。